検証・キャンディは、本当にそばかすなんて気にしてないのか？（小説版・第一部）

　小説版のキャンディがそばかすを気にしていたかを検証してみよう。2003年にブッキングから復刻された『小説　キャンディ・キャンディ』（名木田恵子）を元に、ページ単位で検証する。

１章

場所	抜粋	判定
37ページ	「あの人（スチュワート）、なにしにポニーの家にきたのかしら……。ああっ、もしかして、だれかをもらいにーーそれが、チビでそばかすはあるけど、とってもかわいいわたし……だったらいいなあ。」	気にしている

・　キャンディの前で「そばかす」という言葉が出たページ……１ページ
・　キャンディの前で「そばかす」という言葉が出た回数……１回

・　キャンディがそばかすを気にする率……1/1=100％

　「かわいいわたし」は「そばかすはあるけど」と逆接の関係になっているので、そばかすを気にしていると見なした。

２章

場所	抜粋	判定
69～70ページ	「顔じゅうに黒い水玉浮かべちゃってよ。」「うわあ、すてき！　それ、そばかすのことでしょ。水玉なんてすてきだわ。ポニーの家では、ごみなんていわれてたもの。」　喜ぶキャンディをイライザとニールは、いまいましそうに見た。	気にしている

・　キャンディの前で「そばかす」という言葉が出たページ……１ページ（通算２ページ）
・　キャンディの前で「そばかす」という言葉が出た回数……１回（通算２回）

・　キャンディがそばかすを気にする率……1/1（通算2/2=100％）

　「喜ぶキャンディ」と書いてあるが、本気で喜んでいるわけではないので、気にしていると見なした。

壁紙はひよすけのチェック壁紙工房の素材を加工して使いました。