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 KCなかよし版『キャンディ・キャンディ』は本当にレアなのか?

 KCなかよし版の全9巻は入手困難と言われているが、私には全くそういうふうに感じられない。少し前にもブックオフの100円本コーナーでKCなかよしの全9巻セットを900円で買ったし、最近では古本屋で見かけても「また見つけてしまった」とうんざりするくらいである。
 『キャンディ・キャンディ』の単行本の中で一番流通しているのは、ヒットしたKCなかよし版である。そのKC版がダブつくことはあっても、品薄になる道理はない。
 レアという点なら、同じ水木・いがらしコンビによる『ティム・ティム・サーカス』のKC版のほうが、『キャンディ』など問題でないくらいレアな気がする。

KCなかよし版がないとお嘆きの方
 古本屋で「KCなかよし版の『キャンディ・キャンディ』ありませんか?」と聞くのが、一番いい手段ではないだろうか。問い合わせがあった商品は、店側もそのうち仕入れるかもしれない。
 HPやブログに「KC版『キャンディ』が欲しい」と書くのも手かと思う。行きつけの古本屋が、ネットで情報収集をしている可能性も十分考えられるからだ。
 レアものの本は”探す”だけではなく、”引き寄せる”のもゲットへの道である。

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『キャンディ・キャンディ』研究白書


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