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『キャンディ・キャンディ』を冷静に読む
(全9巻)

2巻
 キャンディがメキシコの農場に行かされると知ったアーチーのセリフ。
「山賊が農場をおそっては 銃をぶっぱなして……
毎日のように人が殺されて…」
 この当時のメキシコは、水木先生にもこう思われるほどハードな土地だったようである。


3巻
 ジョルジュは、キャンディ、ステア、アーチーを車に乗せ、聖ポール学院に行く途中で観光地をまわった。
「キャンディさま あれがビッグベンです」
 なんだかわからないが、このコマがツボにはまった。


5巻
 キャンディがジャスキン船会社に行くと、テーブルにラーメンがあった。ポニーの家に帰ると、「キャンディ親分の雪像」があった。
 『キャンディ・キャンディ』は、本当は札幌を舞台にした物語なんだな、と思った。


6巻
 聖ヨアンナ病院を訪れたテリィはキャンディに取り次いでもらえず、門の前に座り込んで昔を思い返していた。
よみがえってくる にせポニーの丘……
制服でねころび 木にのぼり……
 テリィの回想を見て、地面に寝転んだり木登りをする女学生は、やはり変かもしれないと思えてきた。
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『キャンディ・キャンディ』研究白書


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