sitemap top

『ウルトラマンA』を冷静に見る
その1


第1話「輝け!ウルトラ五兄弟」
 北斗星司と南夕子の前に、ウルトラマンエースとゾフィ、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマン二世が現れた。エースは倒れた二人に語りかける。
エース 「私はウルトラ兄弟の5番目、ウルトラマンエースだ」
兄弟たち 「ウルトラマンエース!」
 卒業式の呼びかけみたいだ。
 エースが気合いを入れると、北斗と南の手に指輪が現れた。
「銀河連邦の一員たるを示すウルトラリングを、今、お前たちに与えた」
 エースの会話では一人称が「私」で二人称が「お前」なので、おかしくて涙があふれた。「お前たち」でなく「君たち」が適当だと思う。


第2話「大超獣を超えてゆけ!」
 竜隊長が北斗を叱る。
「北斗、猪突猛進することは真の勇気ではないぞ」
 日常会話で「猪突猛進」を使う人は珍しい。
 サブタイトルの「大超獣を超えてゆけ」も、よく見ると意味不明である。


第3話「燃えろ!超獣地獄」
 「なかもり しろう」くんの、黄色いトレーナーに黄色い帽子のコーディネートがイカす。


第4話「3億年超獣出現!」
 マンガ家「クリ ムシタロウ」が口にペンをくわえて
「ガラン!戦え!」
 と叫んだのは器用だ。


第5話「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」
 「隊長、俺も連れてってください」という北斗に竜が言った。
「いや、地底へ潜るのは今野、美川両隊員と私。
残りは地上で待機だ」
 地底でアリブンタと戦った竜が北斗に言った。
「君の言ったとおりだった。
超獣の後ろには異次元人の野望が秘められている
 上司が難しい表現を好むと部下は苦労しそうだ。
前へ 次へ

『ミラーマン』を冷静に見る


inserted by FC2 system