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『ジャンボーグA』を冷静に見る
セレクション その1


第1話「エメラルド星からの贈り物」
 立花ナオキは兄・信也のかたきを討とうと、キングジャイグラスにセスナで体当たりしようとした。そこへエメラルド星人が現れ、ナオキに語りかける。
「私は、地球の兄弟星エメラルド星から来た者だ」
 ザ☆ウルトラマンのニセモノみたいな造形に、思わず頬がゆるんだ。ニヤニヤ笑いが止まらない。
「ところで、君は兄さんの形見である腕時計をはめている。
われわれは、その腕時計に特別な仕掛けを加えておいた。
すなわち、腕時計がエメラルド色に光るとき、グロース星人の
悪だくみが起こっている知らせになる」
 悪い野郎だな。他人の形見の品になんてことしやがるんだ。


第4話「危うし!ジャンボーグA  ジャイアントロボット登場」
 スーパーロケットを完成させたPATの宇宙航空研究所に、ナオキはロケットのコントロール装置を届ける。開発チームの三津田主任はナオキに言った。
「この実験は、ただの実験とは違う。
1キログラムのスーパーウランの威力を試すものだ。
もちろん目標となるアンドロメダ第四星は、影も形もなくなるだろう」
 ウランの加工物を搭載するなら、スーパーロケットは核ミサイルということになるが、番組後半でこのロケットは研究所内で爆発した。三津田主任はアンチゴーネよりタチが悪い気がする。


第5話「叫べナオキ!いまだ  デスコングキング登場」
 甥の和也が小学校をさぼる。ナオキは、和也の友達カオリに行方を聞いたが、答えてもらえない。そこでナオキは、カオリが持っていたパンダのぬいぐるみをひったくり、腹話術で一人芝居を始めた。
パンダ 「カオリチャン、ミンナ和也ノコト心配シテンダ。
知ッテタラ教エテヨ。意地悪シナイデ教エテヨ〜、ネ〜」
ナオキ 「パンダくん、カオリちゃん、やっと教えてくれる気になったらしいぜ」
 そんな強引なと思いきや、カオリは「でも、和也くんをしからないでね」と、和也の居場所を教える。
 それと、ふたりの背後にあるサイケな落書きも「キテるなあ」と思った。


第6話「絶望!売られたジャンセスナ ーーモンスロボ登場ーー
 前回の予告で既に脱力。
立花ナオキが操縦している大事なジャンセスナが売られてしまった。
 買った人が「佐々木さん」というのも何だかいい味である。


第8話「夕陽に唄え!トランペッター ーーグラスキング登場ーー
 野村せつ子が、怪鳥グラスキングの出現を報告すると、浜田が答えた。
「何? 奥多摩第一発電所に怪鳥が?」
 グラスキングが再び現れ、岸隊長に浜田が報告する。
「怪鳥のヤツが奥多摩第二ダムに現れたという連絡が!」
 怪鳥の律儀な性格に、とても好感が持てた。いいヤツだ。
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『ミラーマン』を冷静に見る


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