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『帰ってきたウルトラマン』を冷静に見る
セレクション その1


第1話「怪獣総進撃」
 タッコングが襲った団地で少年と犬を助けた郷秀樹は、重症を負って病院に運ばれた。病室に坂田も駆けつけ、昏睡状態の郷に語りかける。
「郷、流星号は完成したぞ。いつでも走れるんだ。
いつでもオーケーなんだぞ。聞こえるか、郷」
 アキは十字架のペンダントを両手で握りしめ、郷の安否を気づかう。しかし、ナレーター・名古屋章は次のように語った。
子供を愛し、生き物の全ての命を愛し、人を助けるためには
自分の命をも投げ出した青年、郷秀樹
 早々と「投げ出した」と過去形にするなよ。


第2話「タッコングの大逆襲」
 郷と加藤隊長が坂田自動車修理工場を去った後のシーンがよかった。
アキ 「次郎、おこづかいあげるわ」
次郎 「へえ、ちゃっかり屋のねえちゃんが珍しい」
 その後のアキのセリフがいい。
「一番星を見つけたからよ。ほら」
 そして、坂田のセリフもいい。
「幸せなんだなあ、アキは」
 一番星とこづかいと幸せが一緒に語られるのが、『帰ってきたウルトラマン』の世界である。


第3話「恐怖の怪獣魔境」
 資材置き場で、郷がアキにギターを教えていたが
「違うよ。そこは……ラー・ラ・ラ・ラー」
 のアドバイスに何の意味があるのか、よくわからなかった。


第4話「必殺!流星キック」
 昔から不可解に思っていたこのセリフ。
アキ 「あたしってバカね」
次郎 「なんでバカなんだ、ねえちゃん?」
アキ どうしても
 今見ても「意味わかんねえよ」と思う。
 それにキングザウルス1世と2世の実績も気になる。


第5話「二大怪獣東京を襲撃」
 ショッピングセンターに郷が走るシーンで、電柱の「賣旅館」の張り紙が気になった。
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