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『ミラーマン』を冷静に見る(26〜30話)


第26話「ミラーマン・絶体絶命! ーー二大怪獣登場ーー
 SGMの研究所が爆発し、駆けつけた京太郎が警官に言った。
先生やお嬢さんは!? それに、SGMの皆さんはどうなったんです!?
無事なんですか。どうなんですか!?」
 そこへ来た一郎が言った。
朝子さんや先生たちが、死ぬわけないよ。そんなこと、あるもんか!」
 丹沢でミラーマンが怪獣に言った。
「おい、スネークキング。先生たちのとむらい合戦だ」
 ハリゴジラに苦戦するミラーマンを謎の飛行機が援護した。ラストのナレーションは以下のように語る。
ミラーマンを助けたこの飛行物体の正体は?
そして、操縦しているメンバーは何者であろうか。
 ナレーションは、操縦者が複数であることを明かしてしまった。「メンバー」の正体を察するのは、かなり容易である。


第27話「総攻撃!S.G.M」
 第13話において、京太郎は精神力の欠如を理由にSGM加入を断られていた。だがこの回では、御手洗博士は京太郎に次の申し出をした。
御手洗 「それから、京太郎くん。君にはSGMの特別隊員として
働いてもらおう」
京太郎 「特別隊員?」
御手洗 「うん。表向きは新聞社のキャメラマンだが、いざというときはSGMのメンバーのひとりとして侵略者と戦うんだ。頼むぞ」
 しかし、精神力がまだ足りないと思われているから正式隊員でなく特別隊員なのでは、と思えて仕方がない。


第28話「殺し屋怪獣キーラゴンからの挑戦状」
 横浜港でインベーダーとSGMが戦う。キーラゴンの怪光線がジャンボフェニックスに命中した。
藤本 「チーフ、後ろのエンジンをやられました」
村上 「よし、やむをえん。2号機と3号機でアタックしろ。1号機は修理のため帰港する」
安田 「でもチーフ、2号機と3号機だけでは、やつらと互角に戦うことが……(できません)」
 この後の村上の返事がおかしい。
「いいから、やれるだけやってみろ」
 何が「いいから」なんだよ。


第29話「わが友!フェニックス ーー二大怪獣対決作戦ーー
 インベーダーが京太郎をマシンガンで撃った。しかし、彼らの力では生命力の強いミラーマンを殺せないから、エネルギー時限爆弾で自爆させる作戦に切り替えたはずである。何のために狙撃したのだろうか。


第30話「ミラーマン救出大作戦」
 ミラーマンはインベーダーの鎖につながれてしまった。大ピンチのミラーマンに、父・ミラーマンが語りかけた。
「耐えるのだ、京太郎。耐えるのだ。お前は、このまま死ぬかもしれない
 そんな励まし方はないだろう。
 「しかし、勇気を捨ててはいけない」というフォローはあったが、このオヤジ、何しに来たんだろうという疑念は晴れなかった。
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『ミラーマン』を冷静に見る


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