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『ウルトラマンタロウ』を冷静に見る
セレクション その1


第1話「ウルトラの母は太陽のように」
 のっけからガンガン笑わせてくれた。東光太郎を乗せた船が港に着く。
光太郎 「やっと帰ってきた」(ドボーン)
船員 「おーい、誰か飛び込んだぞー」
 この後のシーンで半裸の光太郎が子犬を抱き上げているのも妙なインパクトがあった。
 篠田三郎さんがこんなに面白いとは意外な発見である。


第3話「ウルトラの母はいつまでも」
 ラストのボクシングジムでの会話。
ジムの人 「たしか君は東くんといったね」
光太郎 「はい!」
ジムの人 「ZATの隊員っていうじゃないの。 ZATでもボクシングが役に立つことがあるのかな」
 光太郎はにこやかに答える。
「いいえ」
 『ウルトラマンタロウ』が視聴者を笑わそうとする、この姿勢は何だろうかと思った。


第5話「親星子星一番星」
 ZATに怪獣退治を拒否されたスミス長官のセリフがよかった。
「モウ、ZATニハ頼マナイ。
ソノカワリ、オロン島デ、亀怪獣が巻キ起コス事件ノ責任ハ
全テZATニアル、イイデスカネ?」
 日本語カタコトなのに、「巻き起こす」という妙な単語を知っているのに笑ってしまった。


第6話「宝石は怪獣の餌だ!」
 ラストシーンで、光太郎がピンクのズボンを履いていた。芸人のような色彩感覚である。


第7話「天国と地獄 島が動いた!」
 船舶5隻が行方不明になる事件が起こる。父が乗った船を気づかう健一に、光太郎は言った。
「大丈夫だよ。お父さんは今、ペルシア湾じゃないか」
 中東は日常的に危険だろうが。
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『ミラーマン』を冷静に見る


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