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『ザ★ウルトラマン』を冷静に見る
セレクション その1


第1話「新しいヒーローの誕生!!」
 科学警備隊のキャップ・アキヤマは、マルメとトベに女性隊員を紹介する。
「医療班にいた星川ムツミ隊員だ」
ムツミです。どうぞよろしく」
 自己紹介なんだから名字を言ってほしい。
 宇宙ステーション「EGG3(エッグスリー)」から地球に帰る途中、ヒカリ超一郎が乗ったロケットは宇宙人と遭遇する。
「お前は誰だ?」
「私はウルトラマン」
 ウルトラマンが「お前」呼ばわりされるのに苦笑した。


第2話「光るペンダントの秘密」
 トベは、マルメに頼まれて作ったペンダントを出した。
マルメ ウヒャー!こりゃすげえ!」
トベ 「メカニック専門のオレにとっちゃ、こんなの作るの朝メシ前さ
 ハンで押したようなレトロな会話に、「いい味出してるなあ」と思った。


第3話「草笛が夕日に流れる時…」
 分裂して小さくなったワニゴドンを、タカシという少年が飼っていた。
 マルメは怪獣を取り上げようと、少年の説得を試みる。
「お兄ちゃんの友達も、昔、クマの子供を拾ってペットにしていたんだ」
 聞いた途端に笑った。なんという切り出し方だ!
 『ザ★ウルトラマン』は面白すぎる。


第4話「謎の赤い雲を追え!!」
 ヒカリのギター演奏に合わせて、ヒカリとムツミが『ザ★ウルトラマン』主題歌のメロディーで歌っていた。
♪ ンフフ〜フ ンフ〜フフ〜
   ンフフ〜フ ンフ〜フフ〜
   ンフフ〜フ ンフフフ (プ〜ププ〜)
  (プププ〜 ププ〜〜)
 途中から「プ〜ププ〜」と笛の音に変わったのが納得いかない。


第13話「よみがえった湖の悲しい伝説」
 ガラドラスの怪音波でマルメたちが石にされてしまう。ムツミが「なぜあんな状態に?」と問いかけ、ヒカリは答える。
おそらく、怪獣の体から発射する特殊音波が、
生き物の皮膚に異常反応を起こさせているに違いない
 「おそらく」と推量で始めて、「違いない」と断定で終わる言語感覚が素敵である。
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『ミラーマン』を冷静に見る


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