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『ウルトラマンA』を冷静に見る
その10


第46話「タイムマシンを乗り越えろ!」
 奈良時代にタイムスリップしたダイダラホーシをエースが倒した後のナレーション。
しかし、あの時間の急流を抜けて、20世紀の世界に再び帰りつけるだろうか?
 アリブンタのいる異次元に自力で行けなかったエースが、現代にタイムスリップできたのは不思議である。


第47話「山椒魚の呪い!」
 サユリという少女が、サンショウウオがいなくなったことを嘆いていた。
「ショウベイは私のたった一人の友達だったわ」
 サンショウウオを「一人」と数えるのは絶対おかしい。


第48話「ベロクロンの復讐」
 Q歯科医院でヤプールの女が北斗に言った。
「勝った者は、常に負けた者たちの恨みと怨念を背負って生きているのだ」
 恨みと怨念は同じだろ。
 無駄な空中回転をして北斗に射殺されたのも、頭悪いなと感じた。


第49話「空飛ぶクラゲ」
 アクエリウスが農民に言った。
「さあ、クマキチ
早く行って、神に歯向かった3人を縛りあげてくるのです」
 円谷プロが考える農民像はなんかひどいと思う。


第50話「東京大混乱!狂った信号」
 レボール星人のUFOが現れて言った。
「東京都民に告ぐ。ただちに東京から立ち去れ」
 対象を「都民」に限定している点に詰めの甘さを感じる。
 それに、冒頭の交通事故の現場が神奈川に近い多摩地区のようなので、UFOのいる地点が東京かどうかも怪しいと思った。
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『ミラーマン』を冷静に見る


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